【論文掲載情報】アドバイザー細川先生より

アドバイザー細川雄平先生(平成リハビリテーション専門学校・作業療法士)の論文が、一般社団法人 日本排尿機能学会誌に掲載されました。

■ 細川雄平 先生からのコメント


アドバイザーの細川雄平と申します。
兵庫県西宮市で理学療法士(以下、PT)、作業療法士(以下、OT)、言語聴覚士(以下、ST)を養成する平成リハビリテーション専門学校で教員をしております。
職種は作業療法士です。

昨年9月に千葉で開催された第30回日本排尿機能学会シンポジウムLUTS7ならびにJCS DEI,diversityセミナーで登壇したことがきっかけで、
学会より論文執筆の依頼があり、執筆した論文が日本排尿機能学会誌第34巻第2号「特別企画」に掲載されましたので報告させていただきます。

現在、平成医療福祉グループ(以下、HMW)に所属しており、2015年9月にHMWに関連する療法士とともに排泄リハビリテーションチームを設立しました。
これまでに、HMWに所属し、排泄リハビリテーションに従事する療法士を対象に、マニュアルの作成、臨床サポート、排泄リハ研修会、研究計画、ポータルサイトの運営などに関わってきました。

排尿自立はリハビリテーションの根幹である人間性の回復につながるため、今後も積極的な排泄リハビリテーションを推進・展開していきたいと考えております。
これからは、排泄ケア領域におけるPTやOTの役割を明確化し、STも参画することで人間の尊厳である「食べること」から「出すこと」までの総合的なケアが重要であると考えています。
我々の取り組みが会員の皆様の今後の取り組みの参考となり、療法士が行う排泄リハビリテーションについても知っていただくきっかけになれば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。

平成リハビリテーション専門学校 細川雄平


日本排尿機能学会誌(2024年第34巻第2号)の詳細はこちら

https://kenkyuukai.m3.com/journal/journal_contents_list.asp?j_type=0&id=4487&s_id=1069